ペーパン川再びあふれ田畑冠水 「またか」「片付け振り出し」 旭川市、避難要望に早め対応

ペーパン川再びあふれ田畑冠水 「またか」「片付け振り出し」 旭川市、避難要望に早め対応

 前線の影響で10日夜から11日午前まで道内広範囲に降った大雨で、旭川市東旭川町を流れるぺーパン川の土のうの一部が崩れ、付近の田畑が再び冠水した。ペーパン川は2日から5日にかけて上川管内各地を襲った記録的な大雨で氾濫し、土のうを積むなどして10日に応急措置を終えたばかり。「またか」の声が上がる一方で、住民の要望に応えて、市が自主避難所を開設するなど早めに対応し、前回の経験が生かされる場面もあった。

 トマト栽培のビニールハウスにまた大量の泥水が入った同町豊田の大下カツエさん(75)は、「もう嫌になる。トマトの出荷は絶望的だ」と落胆した。稲の育苗ハウスが水に浸かった同町米原の小桧山隆さん(70)は「前回の被害の片付けを始めたばかり。振り出しに戻ってしまった」と話した。

 旭川地方気象台によると、11日午前10時半までの12時間降水量は、旭川市瑞穂で64・5ミリ、旭川市中心部で53・5ミリに達したが、市が避難準備情報を発令するまでには至らなかった。家屋への浸水や人的被害も発生しなかった。

 しかし、ペーパン川の水位上昇を心配する声が市消防本部に寄せられたことから、市防災課の職員4人が11日午前5時ごろから市総合防災センターで待機。前回、床上浸水した住民から「不安なので避難したい」との要望があり、同6時45分に同町米原の旭川第一小に自主避難所を開設した。


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