室蘭やきとり 大阪の陣 2店が奮闘中

室蘭やきとり 大阪の陣 2店が奮闘中

 【室蘭】食い倒れの街・大阪に、室蘭のソウルフード「室蘭やきとり」を広めようと奮闘する店が2店ある。店主はともに大阪市出身。豚串に甘辛いタレをからませて、からしを添えた定番スタイルをたこ焼き、串カツになどに続く名物に育てようと、炭をくべた焼き台の前に立ち続ける。(田中雅久)

■豊川さん、開業10年知名度上げる

■長越さん、いつか本場から来店を

 コリアンタウンがあることで知られる大阪市生野区鶴橋に構える「室蘭焼鳥 たつ家」。豊川達也さん(48)が2008年に開業した。14席ある店内は夕方になると「めっちゃおいしい」「ええなー」と関西人の明るい声が飛び交う。

 豊川さんは友人から「室蘭やきとり」の存在を知り、15年ほど前に室蘭を繰り返し訪れ、複数の店で試食した。その味にのめり込み、07年に知人のつてで札幌の焼き鳥店「男吉」で半年ほど修業。「大阪にないものを出したい」と開業にこぎ着けた。

 月に3回は訪れるという同市生野区の自営業、城慶喜さん(49)は「たつ家で室蘭やきとりを初めて知った。おいしくて通っている」と笑う。

 豊川さんは「開業から10年間も続けられた。室蘭やきとりをもっと知ってもらえるよう頑張る」と話す。

 もう一店は昨年10月にオープンした「室蘭焼鳥 ひなた家」(同市西区立売堀(いたちぼり))だ。飲食業の経験豊富な同市住之江区出身の長越将司さん(33)が営む。たつ家で働いていた男性と店を始めた。同店を参考に、豚精肉や豚タンをタレにからめて提供する。

 開業から1年が過ぎ、16席ある店には、常連客も少しずつ増えてきた。「いつか室蘭市民に来店してもらって、味の感想を聞けたらええなー」と炭火の上の豚串に向き合っている。


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