【旭川】山間部など作業非効率な農地を賃借し、農業を手掛ける東旭川農協(旭川市)の子会社「アグリファースト」(社長・畑山(はたやま)義裕・東旭川農協組合長)が急速に耕作面積を広げている。農家の高齢化が進み、「最後の受け皿」として借り受けた農地は2019年に65・5ヘクタール(23戸)とスタート時の20倍に広がり、21年には100ヘクタールを突破する見通しだ。道によると、この規模で生産する農協子会社は道内にはほとんどない。

 東旭川農協は11年に今後の農家の高齢化を見越して農地を賃借し、農業を始めた。初年は3・2ヘクタールだったが、17年には30・7ヘクタールに広がった。さらなる拡大を見込み、18年に専門の子会社アグリファーストを設立。東旭川農協が約99%を出資し、社員は農協から出向した2人を含む7人で水稲や小麦、大豆、ソバなどを栽培している。