【紋別】市内の水産飼肥料加工場から発生する「紋臭」と呼ばれる独特な臭気への対策を求める声が、市民から高まっている。本年度の市への苦情件数は例年の約3倍に達し、市議会でも、臭気の現状に関する質問が出た。市は「飼肥料加工場は紋別の水産業を支えている」と理解を求める一方、加工場には臭気の専門家を派遣、対策の強化にも乗り出した。

 「紋臭がきついと頭がくらくらする。においがつくので外に洗濯物を干せない時もある」と市内に住む30代の主婦。転勤族の公務員の20代女性は「初めて紋別に来た時から、においによる生活への不安があった。次の転勤まで我慢するしかありません」と語る。