【羅臼】羅臼町沖で、船上からオオワシなどを観察できる真冬の観光船の運航が、今月から本格化している。知床で越冬する貴重な猛禽(もうきん)類が雄大に洋上を飛び回り、国内外の野鳥ファンの目を楽しませる。ただ、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大の影響で、今年は中国人客の乗船が減っているという。

 9日午前7時、宝来水産(羅臼)が運航する観光船「カムイワッカ88」は、乗客約30人を乗せて羅臼漁港を出港。約1キロほど進むと、無数のオオセグロカモメに交じり、洋上を飛び交うオオワシとオジロワシが姿を見せた。乗組員が海に向かってエサをまくとワシが近づき、乗客たちは迫力たっぷりの姿をカメラに収めようと、一斉にシャッターを切っていた。