新型コロナウイルス感染防止のための外出自粛要請や一斉休校で、家に閉じこもりがちになる人も少なくない。ただ、適度な運動は高齢者にとって、心身の活力が弱まり要介護状態に近づく「フレイル(虚弱)」を予防するために重要で、子どもたちも友だちと遊べない中、気分転換になる。運動不足を少しでも解消するため、室内で手軽にできる運動について、理学療法士や作業療法士に聞いた。

 「高齢者は活動が減ると筋肉量も骨密度も落ちやすい。ちょっとしたことで骨折してしまう」。北都保健福祉専門学校(旭川)の理学療法学科長で理学療法士の吉田幸史さん(52)は、人体で1番大きい太ももの前の筋肉が重要だと指摘する。そこで紹介するのが、椅子に座った状態から始めるスクワットだ。