むかわ町穂別在住の詩人で宮沢賢治の研究者としても知られ、昨年1月に75歳で亡くなった斉藤征義さんの作品や宮沢文学を常設展示する「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」が4月1日、苫小牧市王子町1に開館する。市内在住の無職丸山伸也さん(67)ら斉藤さんと親交があった有志らが、空き店舗を活用して2800冊以上をそろえる予定だ。開館当日午前9時半から、生前の斉藤さんによる詩の朗読を再生する催しも開く。

 「世界館」の開館は丸山さんら有志が、斉藤さんの功績を多くの人に伝えようと発案。遺族の協力を得て、昨年3月から段ボール箱約400箱分の蔵書や資料を整理してきた。王子町の空き店舗への搬入、陳列など、オープンに向けて最終的な準備を進めている。