新型コロナウイルスの感染拡大により函館を訪れる観光客が激減するなか、2月末を最後に函館唯一の国際線だった台湾・台北―函館線が一時休止したことで、訪日外国人宿泊客の5割を占めていた台湾人客の不在が大きな影を落としている。台湾では感染者が増え続ける道内の様子が大きく報じられ、路線が再開したとしても、来函客の回復もすぐには見通せない。観光業関係者からは「台湾依存型の観光の見直しが必要」との声も上がっている。

 「しばらく日本に旅行に行く気にはならない」。日本の食やアニメが好きで、2年前に函館を訪れたこともある台北市の公務員・頼☆曄(ライチェンイェ)さん(30)は、無料通信アプリ「LINE」(ライン)を介した取材にそう答えた。

☆はくさかんむりに「千」