【函館】「アマビエ」という妖怪が函館市内に“出没”している。疫病退散にご利益があるとされる江戸時代の妖怪で、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、会員制交流サイト(SNS)などで話題になり、感染の終息を祈って全国でSNSへの投稿が増えたり、グッズが作られたりしている。函館市内でも和菓子や缶バッジ、編みぐるみなどが続々と登場している。

■上生菓子 和創菓ひとひら 真ん丸な姿 食べて和んで

 吉田食品の直営店「和創菓ひとひら」(西桔梗町851)では、淡い色合いのアマビエの上生菓子(1個378円)を販売している。白あんの練り切りで、小豆のこしあんが入る。同社社長の吉田貴之さん(48)は「『和』を意識して丸くかわいらしく作った。ぜひ、食べて和んでほしい」。

■上生菓子 千秋庵総本家 かわいい口元 味も上品

 老舗和菓子店の千秋庵総本家(函館)は25日、アマビエをイメージした上生菓子(1個300円)を発売した。

■編みぐるみ 函館のラピスさん 暗い気持ちに癒やしを

 函館市内在住の編みぐるみ作家lapis(ラピス)さんは、3月中旬からアマビエをモチーフにした毛糸の編みぐるみを手がけている。ラピスさんは「(コロナ禍で)暗い気持ちを少しでも癒やし、和んでほしくて作った」と話す。

■缶バッジ 中島れんばいふれあいセンター お守り代わりに使って

 中島れんばいふれあいセンター(中島町25)の入り口には、アマビエのイラストをあしらった缶バッジ(1個400円)が並ぶ。直径4・4センチで、バッジ中央に描かれたアマビエの脇には「疫病退散」の文字が入る。種類は紫、黄、ピンク色の3色がある。