新型コロナウイルス感染拡大に伴い、マスク不足が続く中、帯広市内のタクシー会社、大正交通は1日から、社員が手作りした布マスク300枚を乗客に配布するサービスを始めた。

 運転手の川原洋子さん(51)が家族用に手作りしたのをきっかけに、乗客にも配布することを社内で提案。同社が用意した生地などを使い、川原さんが10日間ほどかけてミシンで縫った。柄はそれぞれ違い、裏地にはガーゼを使用した。洗って繰り返し利用できる。

 午前8時〜午後5時に、タクシーを1回利用するごとに1枚配る。2人以上で乗車しても配布は1枚のみとする。マスクがなくなり次第終了する。

 川原さんは「生活費を削ってまで高額なマスクを買わなくて良いように、一人でも多くの人に使っていただきたい」と話している。(三島今日子)