函館市五稜郭町の五稜郭公園で8日、春風に吹かれてサクラの花びらが舞い散り、堀を埋め尽くすように見える「花いかだ」の光景が広がった。

 同公園のサクラは平年より4日早い4月26日に開花し、5月1日に満開となった。新型コロナウイルスの感染拡大で、8日も例年のようなにぎわいはなく、ピンクの花びらが水面で重なり、そっと漂った。市内のアルバイト山本勝和さん(75)は「静かなサクラ吹雪も味わいがある。心が落ち着きますね」と目を細めていた。