新型コロナウイルスの感染拡大で臨時休園中の札幌市円山動物園。年間入園者数100万人超の人気施設だが、休園が5月31日まで延長し、動物に会えるのは少し先になりそうだ。休園中、動物たちはどう過ごしているのか。3月にふ化したオオワシのヒナや人気のゾウ、エゾヒグマの様子を紹介する。

 人工ふ化で3月18日に誕生したオオワシのヒナは、急成長中だ。担当飼育員の菊池晏那(あんな)さん(29)は朝晩2回、体重を量り、1日2〜3回、馬肉を与えている。誕生時100グラムだった体重は現在4キロ超。5月に入ると飛ぶしぐさを見せるようになった。菊池さんは「オオワシの人工育雛(いくすう)は例が少なく、個体に合った育て方を探る日々」と話す。