【松前】桜の名所松前でも珍しい、花の色が黄緑色の「御衣黄(ぎょいこう)」の古木が、今年も町大磯の伊藤忠さん(74)宅で咲いている。

 町内には約250種のサクラがあるが、その中でも御衣黄は希少な品種の一つ。花は淡い緑色から黄色に変化し、その後、中心部から紅色の線が現れるのが特徴だ。樹齢は推定で約60年。樹高約6メートルの中咲き種で、5日ごろから開花し始めた。

 「松前花の会」の副会長でもある伊藤さんは、愛着ある古木を眺めながら「開花は、ほぼ昨年並み。数少ない樹種を大切に守っていきたい」と話していた。(沢口俊夫通信員)