札幌市のJRタワーで6〜8月にかけて開催されているアートの公募展「アートボックス2020」で、登別市出身で札幌市の大学に通う守屋杏(あんず)さん(21)の作品が、最高賞にあたる優秀賞に輝いた。守屋さんは墨を使った芸術手法・墨象(ぼくしょう)で表現した作品「刻・積〜刻まれ積もりゆくもの〜」を出品。画仙紙を200枚重ねて「土」の象形文字を表したこの作品について、審査員からは「書道を立体作品にするのは今までになく新しい」と高評価を受けた。

 アートボックスは、道内在住・出身のアーティストに新たな発表の場を提供する目的で2009年に始まった。今回は13点の一般公募があり、優秀賞に選ばれたのは2点。大学生の受賞は初めてで、守屋さんは同展での最年少受賞となった。