札幌市南区の定山渓温泉街に、徐々に客足が戻りつつある。宿泊施設は新型コロナウイルス感染拡大防止のための道の休業要請の対象でないが、要請解除から1日で1カ月たち、旅行需要は上向いている。6月28日に予約受け付けが始まった、道民の道内旅行を最大1万円助成する「どうみん割」に関する問い合わせが殺到しており、各施設は今後の集客に期待をかける。

 30日朝。宿泊施設に囲まれた定山源泉公園では、足湯を楽しんだり、「顔ハメ看板」で記念撮影をしたりする宿泊客の姿が見られた。家族で宿泊した南区の男性(76)は「2月に予約していたけれど、新型コロナの影響で今の時期になった。温泉を存分に堪能できた」と笑顔を見せた。