【上富良野】36年前に町内のサッポロビール北海道原料研究センターで開発された伝説のホップ「ソラチエース」の苗が6日、町内のサッポロビール契約生産農家のホップ畑に初めて植え付けられた。昨春発売のソラチエースを使ったビール「SORACHI 1984」は、全国的に人気が高まっている。研究センターの直営農場だけだった国産ソラチエースの栽培を契約農家にも担ってもらい、生産拡大を図る。

 1984年に品種登録されたソラチエースは、ヒノキやレモングラスのような爽やかな香りが当時は「個性的すぎる」と敬遠され、商品化は見送られた。だが、90年代に米国に渡った後、欧米のクラフトビールブームに乗じて世界的に人気が拡大。昨年4月、ホップを逆輸入する形でサッポロビールが「SORACHI 1984」を発売した。