日本ハムの浅間大基外野手(23)が、札幌市内の合宿所でオンライン取材に応じ、1月の自主トレ期間中に骨折した左手中指の完治を宣言。昨年12月から始めた1人暮らしでは自炊にも挑戦しており、おふくろの味でもあるハンバーグを作ったことを明かした。

 完全復活へ、準備は万端だ。来るべき開幕に向けて、浅間は端正なマスクを引き締め「完全に完治という感じです。技術的な練習に関しては、何も問題がないです」。

 1月の自主トレ期間中に転倒し左手中指を剥離骨折。患部の痛みがひかず、3月下旬にようやく屋外でのフリー打撃を再開した。

 実戦感覚を養うための工夫もしている。目を慣らすため、球速130キロ程度の投球マシンでホームベースより2メートルほど前に立って打撃練習。自宅では、チームメートの近藤の薦めで1年前から取り入れているビジョントレーニングを引き続き行っている。

 この日は母の日。東京で暮らす母には「何かするわけではない。連絡だけします」と照れたが、1人暮らしで、有り難みを実感。母にレシピを聞き、おふくろの味のハンバーグ作りにも挑戦。

 「料理を作ったり、自分でやるようになってお母さんの大変さが身にしみています。ハンバーグはおいしくできたけれど、まだお母さんにはかなわないですね」

 昨季は三塁にも挑戦したが、プロ6年目の今季は外野一本で勝負する。「本当に勝負の年。けがで遅れましたけど、そこはチャンスに変えてしっかりと結果を残したい」。けがに泣かされてきた男が、ここから巻き返す。(中田愛沙美)<道新スポーツ5月11日掲載>