支援要請「30年度まで」 JR北海道 路線再度見直しも

 JR北海道が「単独維持困難路線」の見直し問題で、国や道などに支援を求める期間について、北海道新幹線が札幌へ延伸される2030年度までをめどとしていることが12日、分かった。新幹線延伸により収支の大幅な改善が見込まれるためとみられる。また、道の有識者会議が存続を訴えた根室線釧路―根室間など7路線8区間の収支改善が進まない場合、JRが25年度中にも再び見直しを提起する方向であることも分かった。

 JRの島田修社長が、12日に東京で開かれた自民党のJR北海道対策プロジェクトチーム(PT、非公開)の会合で明らかにした。

 関係者によると、JRはPTで経営再建の見通しをまとめた文書を提示した。30年度末の新幹線札幌開業を「経営自立の契機」と位置づけ、それまでにJRと地域が収支改善の努力を行うことを前提に、維持困難路線について国などに財政支援を求める考えを示した。

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