金沢和傘、海外から脚光

金沢和傘、海外から脚光

 石川県の伝統的工芸品「金沢和傘」に外国人観光客や海外からの注文が集まっている。繊細な模様や鮮やかな色遣い、雨や雪に耐える丈夫な造りが人気の要因とみられる。金沢市内で唯一製造販売を手掛ける千日町の松田和傘店には、インターネットや口コミで知った外国人が多く訪れ、納入まで最長で1年半待ちとなっている。 店主の松田重樹さん(59)によると、北陸新幹線金沢開業を機に、金沢の土産として注文する外国人観光客が増えた。金沢和傘の美しさを知った在日大使館の関係者や海外のデザイナーが「日本文化の象徴」として求めることもあり、落ち着いた色合いの和傘や、モミジやササの葉をすきこんだ和紙を貼った和傘が人気という。 「市松模様」が描かれた「元禄(げんろく)蛇の目」も外国人観光客が多く求めており、松田さんは市松模様が東京五輪のエンブレムなどに採用されたことが影響したとみている。 金沢和傘は、内側に小糸を張った丈夫な造りが特長で、30工程以上あることから、製作には長い時間を要する。外国人が購入する本数は、北陸新幹線開業前と比べて2割以上伸び、松田和傘店の年間製造の1割を占めるまでとなった。松田さんは「これほど注文が集まったのは初めて。お待たせして申し訳ないが、丁寧に作っていきたい」と話した。

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