石川県水産総合センター(能登町)は16日、漁海況情報を発表し、昨年秋に日本海で生まれたスルメイカの子の個体数は過去最低水準となり、今年春以降の不漁が懸念されるとした。 日本海区水産研究所(新潟市)が昨年10〜11月、山陰から九州北西部の沿岸79地点で分布調査を実施した。その結果、採集された個体数は1地点当たり0・2匹と前年の0・17匹とほぼ同じ水準にとどまった。 スルメイカ漁は今季、能登半島沖の好漁場「大和(やまと)堆(たい)」周辺での資源量減少や外国船の違法操業が影響し、小木港(能登町)の水揚げは過去最低だった昨季の約6割となる1300〜1400トンにとどまる見通しである。