日銀金沢支店が13日発表した「ほくりくのさくらレポート」によると、2018年の北陸三県のインバウンドによる消費額は242億円だった。県別では石川が156億円と6割を占め、富山が63億円、福井が23億円だった。 消費額は客数と1人当たりの消費単価を掛け合わせて推計した。インバウンドは北陸新幹線開業以降、右肩上がりだが、北陸の延べ宿泊者数に占める外国人比率は8・0%と、全国平均の17・5%を下回った。 北陸の外国人延べ宿泊者数は計135万6千人。近隣の長野県(152万7千人)、岐阜県(148万4千人)より少なく、日銀金沢支店は「近隣県から宿泊客を呼び込む余地がある」と指摘した。成田、羽田、関西国際の各空港を利用した外国人が北陸を訪問する比率は0・1〜1・7%にとどまる。 外国人延べ宿泊者数を地域別にみると、石川は「欧米」が全体の21・5%を占め、高い順で全国6位だった。福井は9・0%(23位)、富山は5・1%(39位)だった。「東南アジア」は富山が12・4%で全国9位、石川が10・8%(14位)、福井が8・3%(21位)となった。