蜃気楼(しんきろう)の観測に取り組む魚津埋没林博物館は25日、魚津市三ケのミラージュランドで観覧車の支柱に気温計を取り付け、調査を開始した。蜃気楼は空気の温度差によって見える現象で、同館は基礎データを集め、発生時の大気について調べる。 専門学芸員の佐藤真樹さん(34)は昨年6月からドローンを使って発生時の気温や風を記録している。今回は富大とミラージュランドの協力を得て、観覧車の高さ34メートル地点と7メートル地点に温度計を設置して定点観測する。 佐藤さんは「海沿いの高い構造物ということで観覧車を活用させてもらうことにした。ほかの気象観測などと合わせ、さまざまな角度で蜃気楼と大気について調べたい」と話した。