2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向け、小松市でホテルを経営する「Hifリゾート」(同市)がJR敦賀駅西側の開発に合わせ、新設ホテルの運営に乗り出すことが25日分かった。構想では9階建て145〜160室で、同社が旧小松大和跡地で営業する「ホテルグランビナリオKOMATSU」と同様、都市型ホテルとする。22年夏オープンを目指す。 計画では、名称は「ホテルグランビナリオTSURUGA」とする。北陸新幹線延伸による宿泊需要の増加を見込み、ビジネス用のシングルルームやエグゼクティブ対応の「ジュニアスイーツ」を設ける。 ホテルの建設は、敦賀市が事業者を公募した駅西地区土地活用事業の一環。青山財産ネットワークス(東京)が優先交渉権を得て事業を進め、Hifリゾートとともに市と基本協定を締結した。 開発面積は約8千平方メートルで、青山財産ネットワークスが組成した特別目的会社(SPC)が新幹線開業に向けて交流・にぎわい拠点を整備する。都市型公園内にホテルや土産・飲食施設のほか、子どもの一時預かり拠点などを建設する。総事業費は約25億円を見込む。 青山財産ネットワークスは小松市と連携し、旧小松大和跡地に8階建て複合ビル「こまつアズスクエア」を整備した。ホテルビナリオKOMATSUセントレ(旧ホテルサンルート小松)を経営するHifリゾートが4〜8階に入り、17年にホテルを開業した。敦賀市での開発でも両社が連携する形となった。