石川県内最大のスモモ(プラム)産地である宝達志水町押水地区で28日、今季の出荷が始まり、同町北川尻のJAはくい押水集出荷場から金沢市中央卸売市場に約200キロが発送された。今季は不作の見込みながら、甘酸っぱい夏の味は十分楽しめそうで、集出荷場には甘い香りが漂った。 JAはくいスモモ部会の生産者12軒が2ヘクタールで栽培している。出荷初日は、10軒が「大石早生(おおいしわせ)」2キロ入りケース約100箱を持ち寄った。 部会によると、昨季は豊作だったものの、今季は花の受粉の時期に低温だった影響で不作とみられる。品種を替えて出荷は8月下旬まで続くが、昨年より500ケース以上少ない合計4千ケース以下にとどまる可能性がある。松井良久部会長は「収量が少なくても甘みと酸味のバランスは抜群で、蒸し暑い今の時期にぴったりの味になった」と語った。