家々で厄払い、山へ 輪島「おかえり面様」

家々で厄払い、山へ 輪島「おかえり面様」

 昨年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「面(めん)様(さま)年頭(ねんとう)」の「おかえり面様」は20日、漁師町の輪島市輪島崎町で営まれた。夫婦(めおと)神の面様が海側から約200軒を回って無病息災や家内安全を祈り、山へ帰った。
 面様年頭は小正月の厄払い神事で、面様は言葉を発しないしきたりとなっている。14日には面様が山側から海側に向かって家々を回る「おいで面様」が行われており、20日は海側から山側へ回ることで、面様が山に帰るとされる。
 「串柿(くしがき)」「女郎(じょろう)」と呼ばれる男女の面を着けた男児2人が面様に扮(ふん)した。家に到着するとサカキの枝で玄関戸をたたいて厄を払い、座敷に上がって主人から年賀のあいさつを受けた。
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