新潟県三条市下田地区の森町を流れる五十嵐川に飛来する白鳥の数がピークを迎えている。週末の8日に訪れた家族連れや写真愛好家たちは餌をやったり、写真を撮ったりして、冬の使者の訪れを楽しんだ。

 観察舎がある同地区の白鳥の郷公苑によると、今シーズンは例年と同時期の10月下旬に初飛来を確認した。1月下旬からは、おおよそ200羽弱が来ているという。

 この日は160羽ほどが真っ白い体を川面に浮かべた。スタッフや子どもたちが餌を持って近づくと「コー、コー」と鳴きながら近寄ってきて、長い首を伸ばして餌をついばんでいた。

 3人の子どもと訪れた三条市の男性(37)は「子どもが喜ぶので毎年来ている。これだけ多くの白鳥が見られる場所は貴重だと思う」と話した。

 同公苑によると、今シーズンは例年より飛来数が少なめだという。斎藤幸男管理組合長(69)は「暖冬のため、田んぼが雪で覆われず、餌が見つけやすいからではないか。例年だと3月中旬まで白鳥が見られるが、早くシベリアに帰ってしまうかもしれない」と話している。

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