福井県池田町の観光名所「かずら橋」が約10年ぶりに全面リニューアルされた。真新しいつるに巻き直された橋は冬期間の通行休止が解除され、3月28日に営業を再開する。26日には同町土合皿尾の現地で安全祈願祭が営まれ、関係者がシーズン中の安全とにぎわいを祈った。

 かずら橋は足羽川渓谷にかかる全長44メートル、幅1・8メートル、高さ12メートルのつり橋。近年では「恋愛のパワースポット」としても知られるようになり、シーズン中はカップルや家族連れら約2万5千人が訪れるという。

 手すりなどに巻かれているつるの老朽化が進み、ほどけたりワイヤがむき出しになるおそれがあったため、大がかりな改修に踏み切った。和歌山県からシラクチカズラのつるを取り寄せ、2カ月かけ職人が丁寧に巻き直した。

 安全祈願祭には、管理者の一般財団法人「池田屋」や地元区長らが参列し、同町の須波阿湏疑(すわあずき)神社の神主が神事を執り行った。池田屋の村上義信さんは「シーズン中は観光バスに乗って団体で訪れるお客さんも多い。新型コロナが早く終息し、多くの人に来ていただきたい」と話していた。橋の通行料は高校生以上300円、小中学生200円。荒天時以外は無休。
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