福井大学の学生有志が5月7、8の両日、新型コロナウイルスの影響で通学を始められない新入生たちの交流の場をつくろうと、ネットを使った遠隔の歓迎会「オンライン新歓」を開いた。まだ福井県に住まいを移せずにいる県外在住の新入生もおり、同級生や先輩との初顔合わせを楽しんだ。

 工学部4年の高柳卓門(たくと)さんが代表を務めるサークルメンバーによる企画で、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用。7日は新入生約100人と上級生約20人が参加した。

 自己紹介のアトラクションがあり、学科ごとに分かれた新入生らは紙とペンを使って質問に回答。県外から参加した新入生も含めて画面を通じたゲームで交流を深め、サークル約30団体の上級生が活動を紹介した。サークル内や共通する趣味のグループを早速つくろうとする学生も見られた。

 例年の新入生歓迎会は、各サークルの学生たちがビラ配りや掲示板を通じて勧誘しているが、今年は授業開始が延期となっている。新入生からは「久しぶりに人と話すことができた」との声もあり、高柳さんは「それぞれがコミュニティーをつくるきっかけになってよかった」と話していた。
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