自宅で全国の和菓子を−。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛が続く中、福井県小浜市一番町の老舗和菓子店「伊勢屋」は県外の和菓子店3店と連携し、各地の銘菓を詰め合わせた「旅する和菓子」を、1日から販売している。「ちょっとした気分転換になればうれしい」とし、5月いっぱい店頭に並ぶ。

 広島県の和菓子店「旬月神楽」の店主、明神宜之さんが「全国の銘菓を食べて、新型コロナ終息後に銘菓がある都道府県へ旅行するきっかけになれば」と企画。旬月神楽を含む4県の和菓子店が1グループとなり、それぞれの店に商品を送り合って販売する。4月上旬から開始し、これまでに9県が賛同している。

 今回は第三弾で、広島県、山形県、島根県、福井県の一押し和菓子がセットで販売される。旬月神楽からは、広島産のレモンと蜂蜜を使用したまんじゅう、山形県の佐藤屋からは梅ジャム、島根県の吉岡製菓からはクリームチーズが入ったまんじゅう「ふまいこん」、伊勢屋からは雲城水を使った水菓子が集まった。

 伊勢屋の六代目、上田浩人さん(35)は「旅行はできないが、各地のお菓子を食べてちょっとした旅行気分を味わってほしい」と話している。1セット2240円。限定50セットだが、好評であれば再入荷する。
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