新潟県田上町田上の山間部にある「手取ケ淵の滝」を観光資源にしようと、地元住民が滝周辺の手入れをした=写真=。遊歩道をふさぐように生い茂った枝葉を刈り取り、新調した立て看板を設置した。

 手取ケ淵の滝は、県道新潟五泉間瀬線で湯田上温泉を過ぎ、五泉方面に2キロほど進んだ所にある。約10メートルの高さから、水が2方向に分かれて滝つぼに流れ落ちている。町民にもあまり知られていない滝だが、坂口安吾原作の映画ロケに使われたこともあった。

 手入れは昨年3月以来2回目。町観光協会が呼び掛け、4月中旬に温泉関係者ら有志9人が作業した。看板には滝の解説のほか、滝つぼまで降りるのは危険で、見下ろして観賞するように記した。

 協会の塚野裕喜副会長(58)は「新型コロナウイルスが落ち着いたら、温泉とともに訪れてほしい」と願った。

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