夏山シーズンの本格化を前に、飯豊連峰の新潟県胎内市側登山口近くの宿泊施設「奥胎内ヒュッテ」が、登山客向けの素泊まり専用部屋を新設した。料金は1泊3000〜3500円。同施設は「登山客限定で格安のプランを用意した。気軽に宿泊してもらいたい」と呼び掛けている。

 奥胎内ヒュッテは「足の松尾根登山口」への拠点で、登山客だけでなく、野鳥愛好家や自然散策する家族連れらにも親しまれている施設。これまで4階部分は奥胎内ダムの工事関係者が宿泊していたが、工事完了に伴い空いた部屋を改装した。シングル15室、ツイン2室を新たに用意した。

 足の松尾根登山口の山開きは7月4日だが、市商工観光課によると、入山者数は6月初旬から3週間余で約600人。例年の約5倍となる人数を記録しており、新型コロナウイルスの影響で雄大な自然を求める人が多いとみられる。

 山小屋は「3密」の懸念があるため、ヒュッテの部屋の新設は、日帰りで山を楽しみたい登山客の前泊や後泊に対応する狙いもある。

 アクセスは、JR中条駅からロイヤル胎内パークホテルまで事前予約のデマンドタクシーで300円。ホテルとヒュッテ間は、無料送迎バスが1日1往復。

 素泊まり料金は平日3000円、休日前3500円。問い合わせは奥胎内ヒュッテ、0254(48)0161。
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