新潟と福島、栃木、群馬の4県にまたがる尾瀬国立公園に、魚沼市から船とバスを乗り継いで行く「魚沼ルート」が1日、開通した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年より1カ月遅い。乗船場のある奥只見ダムサイトで安全祈願祭が行われ、登山者数の回復と無事故を祈った。

 安全祈願祭は、くす玉割りやテープカットを取りやめ、行政や観光関係者ら約30人が出席した。尾瀬ルート活性化委員会の星雅彦会長は「新型ウイルスの影響があったが、魚沼ルートがつながって安堵(あんど)した。船に乗り、尾瀬までの行程そのものを楽しめるのがルートの魅力」と話した。

 尾瀬保護財団(前橋市)によると、1日は多くの山小屋、休憩所が営業を再開した。これからニッコウキスゲが見頃を迎えるという。一方、一部の施設やトイレは休止が続いており、「体調に不安のある場合や、自ら安全確保のできない人は入山を控えてほしい」と呼び掛けている。


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