高岡市立博物館の常設展示お宝コーナー展「林忠正三兄弟宛西園寺公望書簡」が11日、高岡市古城の同館で始まった。9月13日まで。

 書簡は最後の元老、西園寺公望(1849〜1940年)が、親交のあった高岡市出身の美術商、林忠正(1853〜1906年)と、忠正の2人の弟に宛てたもので、同館が今年4月に古書店から購入した。

 大きさは、縦約18センチ、横約84センチで、1898年11月6日付。当時パリで店を開いていた忠正らに、若手法学者の案内を依頼する内容が記されている。西園寺が虫垂炎の後遺症から回復したことを打ち明けている記述もあり、親密な関係だったことがうかがえる。

 同展には書簡のほかにもフランスのパリで撮影したとされる公望と忠正、2人の弟の集合写真や、忠正の生家である「長崎家」について紹介するパネルなども並び、訪れた人が興味深そうに見入っていた。

 入館料無料。開館は午前9時〜午後5時で、月曜休館。
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