天神様として親しまれる菅原道真の掛け軸や人形を飾る「山町筋の天神様祭」が23日、富山県高岡市の国重要伝統的建造物群保存地区の山町筋一帯で始まった。来場者は土蔵造りの町並みを楽しみながら、多彩な天神様に見入った。

 高岡では江戸時代、1月25日に寺子屋で天神講が行われていたとされる。天神様の掛け軸や人形の前で子どもに道真の遺徳を教えていたといわれ、天神信仰があつい。

 天神様祭は土蔵造りのある山町筋まちづくり協議会(塩崎吉康会長)が毎年開催している。今回は、山町筋の土蔵造りの町家や商店など約20カ所に、住民らの所蔵品を展示する。新型コロナウイルス感染防止のため、例年開催している講演会やフリーマーケットなどのイベントは行わない。

 高岡市土蔵造りのまち資料館では、菅原道真を描いた軸や土人形など計16点を展示。来場者はじっくりと見入ったり、写真を撮ったりして楽しんでいた。

 北日本新聞社共催。問い合わせは同協議会事務局、電話090(3886)1558。
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