大洗でふれあいランニング 大震災の記憶つなぐ

パラ・辻選手や子どもたち 1000キロ縦断リレー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  青森県から東京都まで東日本大震災の被災地をランニングと自転車でたすきをつなぐ「未来(あした)への道1000キロ縦断リレー」は、スタートから13日目となる5日、大洗町の大洗港第4埠頭(ふとう)で、ふれあいランニングが行われた。一般参加の子どもたちが、リオ・パラリンピック陸上銅メダリストの辻沙絵選手(県立水海道二高出身)らと1・2キロを駆けた。
 ゲストランナーとして、辻選手のほか、競泳のロンドン五輪代表、伊藤華英さん、芸人でかすみがうら市出身のアントキの猪木さん、スポーツジャーナリストのフローラン・ダバディさんが参加した。
 埠頭で開かれたスタート式で同町の谷田部太一さん(37)と慎太君(10)の親子が「震災の記憶を風化させない思いと共に未来に向けて力強く進む」と宣誓した。一般参加者とゲストランナーが一緒になり、埠頭の周回コースをゆっくりと走った。
 辻選手は「試合ではいつも緊張するが、今日はスポーツを楽しむ気持ちを思い出した。いい刺激をもらった」と振り返った。アントキの猪木さんは「このイベントに参加するのは3回目。県民と触れ合えるのが楽しい」と感想を話していた。伊藤さんも「スポーツを通して会話が生まれることを実感した」と話した。
 この日は大洗町を出発。鉾田市立大竹小、鹿嶋市立鹿島中、同市役所、神栖市役所などを経由して千葉県旭市まで96キロを走った。リレーは7月24日に青森県を出発、8月7日に東京・両国国技館に到着する予定。(清水英彦)

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