【戦後72年】遺骨収集の難しさ語る 水戸二連隊ペリリュー島慰霊会、影山さんと篠原さん 笠間

【戦後72年】遺骨収集の難しさ語る 水戸二連隊ペリリュー島慰霊会、影山さんと篠原さん 笠間

日本軍が1万人以上の死者を出したペリリュー島で遺骨収集などの活動を続ける「水戸二連隊ペリリュー島慰霊会」(水戸市)の影山幸雄さん(72)=事務局長=と篠原直人さん(34)=理事=の講演が5日、笠間市友部駅前の市地域交流センターともべで行われ、遺骨収集の難しさや、現在の島の様子などを語り、歴史への関心を促した。
  講演は筑波海軍航空隊記念館(笠間市)などが共同企画。「ペリリューの戦い」では、水戸二連隊を主力とする日本軍守備隊が上陸してきた米軍と徹底抗戦の末に玉砕し、1万人以上の死者を出した。遺骨は7700柱以上収容され、2300柱残るとされる。
 遺骨収集に携わり約40年の影山さんは、調査箇所が重複しないよう衛星利用測位システム(GPS)が使われていることなど、活動のイロハを紹介。
 「木っ端みじんになっていて、2メートルの範囲で片足しか見つからない。4メートルから10メートルで一柱出てくる。10人がかりで何日もかかる(場合もある)」と、生々しい苦労話を通じて、戦いの激しさを伝えた。
 篠原さんは日本軍の滑走路がジャングルに回帰したこと、不発弾が多く残ることなど、島の現況を説明。「戦争で迷惑を掛けたが、島全体がお墓という気持ちで守ってくださっている」と、寛容で温かな現地の人々についても話した。
 最後に「まずは(島で)何があったか知っていただきたい」とし、本県と関連深いペリリューの戦いに関心を持つよう訴えた。     (今井俊太郎)

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