鹿行広域バス、実証運行スタート 潮来-行方

鹿行広域バス、実証運行スタート 潮来-行方

商業、公共施設つなぐ県と潮来、行方両市が連携した「鹿行広域バス(白帆・あやめライン)」の実証運行が12日に始まり、初日から多くの市民が同バスを利用した。両市内の商業施設や病院、学校、公共施設、鉄道駅などを経由し、JR延方駅から行方市役所麻生庁舎までを結ぶ路線で、1日9往復18便運行。買い物や通院時の交通手段がない高齢者などの利用を想定している。実証運行は3月31日まで予定しており、4月以降の本格運行を目指す。
  県と市町村が連携した広域路線バスは、鹿行地域では昨年8月に運行開始した鹿嶋、潮来両市を結ぶ「神宮・あやめライン」に続き今回が2路線目。「白帆・あやめライン」は、利用者が多い施設を経由するほか、既存のバス路線との接続が大きな特徴。
 潮来市内のショッピングセンターや「道の駅いたこ」などの商業施設、潮来市立図書館などの公共施設を経由する。行方市役所麻生庁舎では、スクールバスを活用した行方市営路線バスと接続でき、なめがた地域医療センターへの通院も可能。JR潮来駅や延方駅、水郷潮来バスターミナルも経由するため、鉄道や高速バスとの接続で、東京都や千葉県、水戸市方面などへの利用者にも便利だ。運賃は200〜500円。
 事業費は、国の地方創生推進交付金を活用。4月以降の運行については、鹿行地域協議会で検討、判断する予定となっている。
 初日は、潮来市牛堀のショッピングセンター「ラ・ラ・ルー」で運行開始式が行われ、盛谷幸一郎県企画部長や原浩道潮来市長、鈴木周也行方市長、関東鉄道の松上英一郎社長らが出席。盛谷部長は「地域のニーズや実情を踏まえたネットワークづくりを進めている。地域の皆さまの移動を支えるバスとして親しまれ、定着するよう協力いただきたい」とあいさつした。
 行方市麻生の自宅からバスに乗って「ラ・ラ・ルー」に生鮮食品を買いに来たという女性(79)は「待ち望んでいたバス。1人暮らしでなかなか買い物にも出られなかった。配達ではなく、実際に自分の目で野菜など見て買えるのが本当にうれしい。毎日どんどん利用したい」と笑顔で話した。 (三次豪)

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