磯原郷英高 「市民サポーター」23日設立

磯原郷英高 「市民サポーター」23日設立

生徒活動、校内外で支援県立磯原郷英高校(北茨城市磯原町、岡部和也校長、生徒356人)は、学校内外で生徒の各種活動をサポートするボランティア「(仮称)郷英サポーター」の設立準備を進めている。学校外部の人が校内で生徒の生活を見守ったり、校外活動の引率サポートを受けたりして、生徒が校外に出る機会を増やし社会性などを育む狙い。高校が一般市民を募って支援組織をつくるのは極めて珍しく、23日に設立総会を開く。
 サポーター組織は同校生徒の活動を支援するために広く市民の協力者を募り、支援活動を推進することで同校の教育活動の質の向上を目指す。活動は、学校施設と教育活動の巡視▽学校外の巡視▽生徒の学校外での活動支援-など。具体的には公開授業の参加や昼休みの巡視、授業時間や休日の引率サポート、地域清掃や文化祭など学校行事に参加してもらう。
 少子化などで生徒数が減少傾向にある同校は、教員も減少している。活発に活動する部の校外活動でも支援が必要で、より充実した学校生活を生徒に送ってもらうため、市民の力を借りようという試みだ。
 2017年度に準備委員会を設置して組織づくりを進めてきた。最後の準備委員会が8日夜に開かれ、活動内容を確認し、会則などについて話し合った。生徒が発掘調査や環境美化活動、小中学生対象のボランティア活動に参加する提案も出た。生徒たちが親しめるような組織名を募集することを決め、当面は仮称で活動する。
 同日までに学校関係者や社会福祉協議会、会社役員、商店主など約20人が「地域のためお役に立てれば」「生徒の応援をしたい」と支援者登録をしている。
 学校側は活動のテーマを「地域の人たちを校内に招いて生徒の様子を見てもらう、校外に生徒を送り出して共に行動してもらう」と説明する。サポーターの負担をできるだけ軽減し活動の継続を図りたい考え。若い教員の成長にも期待する。
 23日の総会では役員選出や活動計画を決めるほか、青少年指導員や元中学校長らに地域連携などについて話してもらい、参加者同士の意見交換も予定してる。(飯田勉)

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