茨城県教委は14日、今春の県立高校入試の志願状況を発表した。全日制は前年同期比0・05ポイント減の1・01倍で過去最低となった。志願者数は同1258人減の1万8977人。全日制と定時制を合わせた全体の志願倍率は同0・05ポイント減の0・99倍で、記録が残る1981年度以降で初めて1倍を下回った。全日制の特色選抜は同0・12ポイント減の0・68倍だった。志願先変更は19、20の両日受け付ける。

全日制の倍率が過去最低となり、全体の志願倍率が1倍を下回ったことについて、県教委は「今春から私立高の授業料が一部、実質無償化となり、県立高はそれに勝る魅力に届かなかった」と分析した。

全日制の募集定員は1万8790人(87校1分校158学科)で、前年から280人減った。特色選抜は2160人(67校1分校116学科)に対し、1461人が志願した。

学校別で倍率が最も高かったのは水戸一が同0・16ポイント増、水戸桜ノ牧が0・1ポイント減で、ともに1・64倍。学科別では水戸三の家政科が1・78倍で最も高く、水戸工業の情報技術科が1・70倍で続いた。特色選抜の最多倍率は、学校別で下妻一の1・46倍、学科別は大洗の音楽コース2・50倍だった。

全日制で募集定員に満たない学科があったのは59校の90学科で、前年同期より8校13学科増えた。特色選抜は5校11学科増の54校89学科だった。

今春入試は、学力検査が3月4日、面接などは同5日、学力検査の追検査は同10日に実施する。合格発表は同13日。(成田愛)