「サガ」シリーズの歴代キャラクターが登場するスマホ向けRPG『ロマンシング サガ リ・ユニバース(ロマサガRS)』に、七英雄「ロックブーケ」の新スタイルが実装されました。

ロックブーケは『ロマンシング サ・ガ2』(1993年発売)において、皇帝であるプレイヤーの前に立ち塞がったボスであり、かつては世界を救った七英雄。敵キャラクターにも関わらず、中二病の心をくすぐるパワーワードも相まって未だに高い人気を集めています。紅一点のロックブーケは『ロマサガRS』で過剰なほど推されています。

■ロックブーケ、やけに推されてない?
一番分かりやすいのが、スタイル配布イベント「聖塔」です。『ロマンシング サ・ガ3』の主人公たちを中心にピックアップされたキャラクターを開放するシナリオですが、ここに「魔塔」ロックブーケが登場しました。


『ロマサガRS』では、シリーズ人気キャラクターほど多くのスタイルが登場します。同じキャラクターでもスタイルが違えば、見た目や覚える技・術、元となる能力値の成長しやすさも変わるので、コレクション要素があります。

当然ながら、スタイルが多く実装されるのは歴代主人公やヒロインの女性。しかし、例外的なのがロックブーケでした。イラストのクオリティーも一際高い気がします。

・SS[お兄様、見守っていて]


一番初期に実装されたスタイルで、高い知力補正を持ち、2種類の全体攻撃術とHP回復術「生命の水」を持つアタッカー。ただし、攻撃術はどれもBP消費量が大きいので、配布スタイルのS[うるさい人はキライよ]から「召雷」を引き継ぐ前提でした。

・S[うるさい人はキライよ]


配布スタイルながら、ターン開始時にランダムで毒付与のアビリティを持ち、魅了・麻痺の術を覚えるなど状態異常付与能力に優れたジャマー。SSロックブーケの術継承用としてだけでなく、力押しが難しいボス戦での起用も視野に入れて良いです。配布なのに、この優秀さ。

・SS[受け取ってくれるよね]


バレンタインイベント実装の限定スタイルで役割はジャマー。原作で猛威を振るった「テンプテーション」を再現した魅了付与術「バレンタインの誘惑」を覚えます。敵に対して術ダメージに軽減する精神を下げるアビリティを持っているので、術メインのパーティー編成にオススメです。

・S[ダルマでおめでとう!]


正月ガチャ2020の限定スタイルで役割はジャマー。知力を成長させやすいので育成には是が非でも欲しいとガチャを回していました。

・SS[イカはお造りが最高!]


現在開催中の佐賀県コラボイベントガチャで入手可能な限定スタイルでアタッカー。これまでのロックブーケ全スタイルでトップクラスの性能を持っている上、素早さが成長しやすいです。知力と素早さを高めたらもはや隙がなさそう。


雷+陰の複属性低コスト全体術を持っているだけでなく、これまでは闇と水どちらか一方の属性しか補正できなかった杖武器に、闇と水の2属性補正ができる「ワラボスの杖(知+)」が実装されたのです。しかも、佐賀県コラボイベントで入手可能・・・ここでも推されてるなと感じました。

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■そもそもロックブーケのどこが魅力的なのか!
『サガ』シリーズに限らず、ゲームには数多くの美女キャラクターが登場しました。しかし、一方的に男性を魅了して戦わずに従えるのはロックブーケくらいではないでしょうか。

原作における初対決では、事前にロックブーケが美女とは聞いていたものの、主人公は皇帝、それも歴代皇帝の想いを託された強い意志を持っていますし、パーティーは全員強い忠誠心を持つ部下が揃っていたので、戦いにおいて何の影響もないと思っていました。


しかし、いざ戦いが始まると、ロックブーケが「テンプテーション」を使った瞬間、全員が魅了されて敗北が確定したわけです。ええ、パーティー全員が男でしたから。正直、ショックでした。七英雄との因縁の始まりであるレオンやジェラール、代々引き継がれて来た歴代皇帝の想いって・・・美女の前には無力だと悟りました。

■昔は良い子だったエピソードがファンをさらに増やした?
実際、名君であっても美女によって国を滅ぼした逸話はたくさんあります。例えば中国では国を滅ぼした傾国の美女として、妲妃・西施・貂蝉・楊貴妃が今でも語り継がれているわけなので、「皇帝だから大丈夫」は何の保証にもならなかったわけです。


また、原作では自身の美貌を武器とするロックブーケに対し、美貌を武器としないアマゾネス女王との対比が描かれていたのも、ロックブーケの性格の悪さを際立たせていました。


しかし、『ロマサガRS』では、モンスターと同化する前の古代人だった時のロックブーケの追憶エピソードがあります。そこでは、七英雄のリーダーであるワグナスへの恋心から戦士として役立とうとし、兄ノエルに「(戦場に立とうとせずに)花嫁修業でもしろ」と言われても諦めない、健気な姿を見ることができます。


かつては良い子だった姿は、今は性格悪くても、「また、あの頃の彼女に戻ってくれるかもしれない」と尽くす気持ちにさせかねません。敵としての存在感が強かったロックブーケの内面を、上手く深堀りした『ロマサガRS』の手腕に脱帽です。


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ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI