「バスケができることに感謝」 津の中学部員、本社に交通災害募金寄託 三重

「バスケができることに感謝」 津の中学部員、本社に交通災害募金寄託 三重

【津】三重県津市内の中学校のバスケットボール大会「TSU・ANOTSUカップ」の実行委員会がこのほど、津市本町の伊勢新聞社本社を訪れ、街頭募金などで呼び掛け集めた交通災害募金9万4655円を寄託した。 募金活動は今年8回目。津市出身で世界パラ陸上銀メダリストの前川楓さんがバスケットボールをしていた中学時代に交通事故に遭ったことをきっかけに5年ほど前から交通災害募金として呼び掛けている。 今年は8月に久居、津新町、津、江戸橋の四駅で同中と橋北▽東橋内▽一身田▽南郊―の計5中学のバスケットボール部員約150人が呼び掛けた募金と、先月開催した同大会の記念Tシャツの売り上げの一部などを併せた。 市立西橋内中女子バスケットボール部の伊藤叶有主将(14)ら4人がずっしりと重い硬貨を抱えて来社し、山口将司総務部次長に手渡した。 同部では今年、学校行事で来校した前川さんとバスケットボールをする機会があったといい、伊藤主将は「自分がバスケットができることに感謝しないといけないと思った」と話す。同部顧問の吉田季史教諭(24)は「募金活動は自分たちにできる恩返しがあると気づける機会」と意義を話す。 預った募金は12日に伊勢新聞社を通じて公益財団法人交通遺児等育成基金に送られた。山口次長は「前川選手がきっかけで続いている活動で毎年感動している。しっかり届けるので頑張って続けて」と激励した。

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