【伊勢】三重県伊勢市小俣町明野の陸上自衛隊明野駐屯地で15日、所属隊員の成人式があり、研修などで別基地に派遣されている隊員を除く新成人11人が恒例のヘリコプターけん引を披露して門出を祝った。

 式典には、来賓として鈴木健一伊勢市長やOB会代表らが出席。航空学校長兼同駐屯地司令の服部正陸将補は式辞で、「夢や目標を見つめ直して挑戦を続け、社会人として一日を充実させることが自衛官に求められる厳しい状況での行動につながる。たくましい自衛官となるべく努力して欲しい」と激励した。

 新成人を代表して整備部所属の三等陸曹深水玲央名さん(20)は「次世代を担うにふさわしい社会人として使命を自覚し、強い責任感を持ってさらなる精進努力をする覚悟」と力強く答辞を述べた。

 式典の後、新成人らは最大55人乗りのCH―47J大型輸送ヘリコプター(全長約30メートル、15トン)の前で「日々是前身」「勇猛果敢」などそれぞれの抱負を示した書き初めを披露。ロープを使って機体を約10メートルけん引して成人としての飛躍を誓った。

 名古屋市出身で第五陸戦車ヘリコプター隊士長のオナヤ・歩美・ビアンカさん(20)は「一言芳恩として周りに感謝し、先輩方を助けられるよう知識を持って頑張りたい」と話した。