【志摩】志摩市の竹内千尋市長は26日の定例記者会見で、市内屋外レジャー2施設の9月以降の予約状況の伸びが好調だと明らかにした。竹内市長は「新型コロナウイルスの反動で屋外体験できることが評価された」と述べた。

 同市によると、志摩自然学校(同市大王町波切)は臨時休業により5―8月の利用はなかったが、修学旅行の受け入れ先として、9月が27校2616人(前年比18校2138人増)▽10月が40校2830人(同21校1660人増)と、前年比5―2倍近くの予約が入った。年間では、新規22校を含めて昨年の2倍に迫る77校6108人の利用を見込むという。

 また磯体験などを売りとする市営の海ほおずき(同市浜島町浜島)でも、年間を通じて新規九校を含めて15校1460人(前年比七校126人増)の利用を見込むとした。

 竹内市長は「修学旅行の受け入れに向けた補助制度や屋外施設の充実などが全体的に評価された」と分析した。

 一方、英虞湾で再び発生しているアコヤガイのへい死問題については、市が現在進めている母貝養殖に向けた実証実験にも影響が出ているとし、「昨年より一カ月早く水温も高めで心配している。市にとっても歴史ある基幹産業で観光への影響もある。現場を確認しながら原因究明や対策を考えていきたい」と述べた。