新型肺炎の感染拡大が、石川県内の企業にも影響を及ぼし始めています。中国国内に拠点を持つ企業の多くが、未だに業務を再開できない事態に陥っています。

 金沢市内で開かれたバトントワリングの発表会。観客で目立ったのはマスク、マスク、マスク…。新型肺炎への予防のためか、多くの人が集まる場所ではマスクを着用している人が増えています。

(リポート)
「祝日の今日はひがし茶屋街も多くの人で賑わっています。こちらでもマスク姿の人が目立ちます」

 11日は祝日だったこともあり、金沢の観光名所・ひがし茶屋街は観光客で賑わいました。

観光客:
「マスクしてます。人が集まるところだと不安」

 店側も、マスクを着用しての接客を徹底していました。

 一方、中国国内に拠点を持つ県内企業に影響が…。

 中国政府が新型肺炎のまん延を防ごうと国内企業に休業を求めたため、中国全体で経済活動が一時的にストップ。10日からようやく再開となったものの…。

石川県上海事務所 大川所長:
「業務の再開には事前申請が必要でこの規制がやや足かせになっている」

 中国国内に拠点がある県内企業は64社。このうち10日から業務を再開できたのは、数社にとどまっているといいます。

 感染者の多い地域の中には、厳しい外出規制などがかかっているところもあり、業務再開の大きな壁となっています。

同・大川所長:
「日々刻々と状況が変わり、市や省、区ごとに規制が違うので、情報共有をするのはかなり有効です」

 収束の目処が立たない新型肺炎の感染拡大。石川県は県内企業同士の情報共有などの支援を続ける方針です。