複数の店舗やサービスで利用できる、いわゆる共通ポイントサービスにおいて、国内携帯電話事業者ごとの色分けが明確になってきた。dポイントとPontaポイントは、9月30日をもって相互の交換を終了する。

 ドコモが運営するdポイントは、これまでロイヤリティ マーケティングが提供するPontaポイントと相互に交換が可能だった。ところが、5月21日にKDDIのau WALLETポイントの統合が実施され、PontaポイントはKDDI陣営に急接近することになった。

 共通ポイントの先駆けでもあるカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営するTポイントは、ソフトバンクグループのヤフーと長く連携しており、PayPayにも組み込まれている。また、第4の携帯電話事業者として登場した楽天は、1億を超える会員数を持つ楽天スーパーポイントを運営している。

 ポイントサービスの市場規模は、矢野経済研究所の調べによると2兆円を超えていると見られ、年率5%程度で成長している。今後のポイントサービスは、携帯電話事業者との連携がキーになっていくと見られる。