7月の国内新車販売は、新型車が全体をけん引した。軽自動車を含めた全体のトップは、8カ月連続でホンダの軽自動車「N-BOX」だったが、前年同月比約3割減と新型コロナウイルスの影響が残る。一方、トヨタ自動車の「ヤリス」やスズキの「ハスラー」など、新型モデルを販売する車種を中心に、回復傾向もみられる。

 8月6日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が速報値を公表した。

 「N-BOX」は32.5%減の1万6222台を販売。マイナス幅は大きかったが全体の首位を維持した。6月と比べると微増で、ほぼ同じ水準の販売台数だった。

 全体の2位は、トヨタが2月に発売した新型「ヤリス」。登録車の中ではトップとなる1万4004台を販売した。4〜6月は約1万台だったことから、増加傾向がみられる。

 3位はスズキの軽自動車「スペーシア」で、5.1%増の1万3338台だった。6月よりも約1割増加しており、前年同月も上回った。4位はダイハツ工業の「タント」で、9.7%減の1万3108台。前年割れではあるものの、6月と比べて約8割増加しており、回復している。

 5位はトヨタの新型SUV「ライズ」で、1万2283台を販売。6位も新型モデルが好調なトヨタ「カローラ」で、24.2%増の1万994台だった。7位はダイハツ「ムーヴ」で、2.6%減の1万73台。前年同月には届かなかったが、6月と比べると2倍以上販売を伸ばした。

 8位はトヨタが6月に新型モデルを発売した「ハリアー」。前年同月の2.7倍となる9388台だった。登録車では、上位4車種をトヨタの新型車が占めた。

 9位はホンダが2月に新型モデルを発売した「フィット」で、6.3%増の9213台。10位も新型車で、スズキが1月に全面改良した「ハスラー」。2.2倍の8831台を販売した。