アウディジャパンは8月26日、「A1」「A3」など計4車種1万1015台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。自動変速機に不具合があり、走行できなくなる恐れがあるという。

 リコール対象車種は「A1 1.4/90kw」「A3 1.4TFSI」「TT クーペ 1.8T」「A3 1.8T」の4車種で、2011年3月〜12年10月に輸入された。

 対象車両は、7速Sトロニック型自動変速機のメカトロニクスにおいて、アキュムレータ取り付け部のハウジング加工精度が不適切だった。そのため、始動時や渋滞時などに大きな油圧変動が繰り返されると、ハウジングに微細な亀裂が発生するものがある。油圧が低下するとともに警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、走行できなくなる恐れがある。

 改善措置によって、全車両の自動変速機制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。また、油圧低下の故障コードが入力された場合は、メカトロニクスを部品交換する。

 これまでに93件の不具合が報告されているが、事故は起きていないという。