ブラック企業で働いているときにはさまざまな苦労があるわけだが、退職を切り出すときにはどんな悩みがあるのだろうか。ブラックで働いていた人に聞いたところ「上司のパワハラ」(18.6%)と答えた人が最も多いことが、退職ナビの調査で分かった。

 次いで「会社からの引き止め」(15.8%)、「会社が人手不足だった」(15.2%)、「退職日まで勤務しづらい」(13.7%)、「未払い給与・残業代・退職金などがもらえないこと」(10.1%)、「退職後の生活」(9.8%)と続いた。

 何をきっかけに辞める決心がついたのかを尋ねたところ、ここでも「上司のパワハラ」(25.1%)と答えた人が最も多く、次いで「サービス残業が多い」(17.4%)、「過重労働」(16.2%)という結果に。このほか「健康を害した」(7.1%)、「会社に将来性がない」(6.8%)、「給与が安い」「会社に違法行為があった」(いずれも6.5%)と続いた。

 退職を伝えたら会社の人間が自宅へ来たかどうか質問したところ、「はい」と答えたのは7.3%だった。

 インターネットを使った調査で、ブラック企業を退職した302人が回答した。調査時期2020年11月。