リクルート住まいカンパニーは、「東京23区、中古マンション価格が安い駅ランキング 2021年版」を発表した。2020年9月から11月の期間、東京23区内かつ駅徒歩15分圏内にある中古マンションの価格相場を、シングル向け(専有面積20平米以上〜50平米未満)と、カップル・ファミリー向け(専有面積50平米以上〜80平米未満)に分けてランキング化した。

 シングル向けである専有面積20平米以上〜50平米未満の中古マンションのうち、価格相場が最も安かったのは、東武伊勢崎線・梅島駅だった。相場は1589.5万円で、2位に比べて400万円以上安い。しかし、3駅先の北千住駅からは東京メトロ日比谷線と直通運転していて、銀座駅や霞ケ関駅、恵比寿駅など都心へアクセスしやすい路線となっている。

 2位には都営浅草線・馬込駅がランクイン。五反田駅まで約5分、三田駅まで約12分、大門駅まで約16分、新橋駅まで約18分でアクセスできるほか、それぞれの駅で他の路線に乗り換えられる。各方面にアクセスしやすい駅でありつつ、物件の価格相場は1990万円と1000万円台に収まった。

 3位は都営三田線・板橋本町駅で2210万円、4位は都営三田線・板橋区役所前駅で2280万円と、都営三田線の駅が上位に並んだ。また、5位には東武東上線・下板橋駅が2290万円でランクインし、板橋エリアの「値ごろ感」が見える結果となった。

●カップル・ファミリー向けのランキングは?

 カップル・ファミリー向けである専有面積50平米以上〜80平米未満のうち、価格相場が最も安かったのは、都営三田線・西高島平駅で2328.5万円だった。東京の地下鉄駅で最北端に位置し、徒歩10分で埼玉県和光市に入る「ギリギリ東京23区内の駅」となる。

 2位には日暮里・舎人ライナーの見沼代(みぬまだい)親水公園駅がランクイン。こちらは東京23区内で最北端に位置していて、駅北側を歩くと埼玉県の川口市と草加市が広がる。日暮里駅までは約20分でアクセスできるため、JR山手線・京浜東北線・常磐線(快速)や京成線に乗り換えられる。

 この調査結果を受け、リクルート住まいカンパニーは「23区内で安い中古マンションを探すなら、シングル向けは『都営三田線や東武東上線の沿線、板橋区あたり』、カップル・ファミリー向けなら『足立区、路線は日暮里・舎人ライナー』が見つけやすい」とコメントした。