大東建託は、北海道の194自治体492駅居住の成人男女を対象に居住満足度調査を実施した。2019年度〜20年度で累計1万6531人の回答を「住みここち」と集計した。また、札幌都市圏21自治体の20年度9978人の回答を「住みたい街」として集計した。その結果、住みここち(駅)1位には、「円山動物園」や「北海道神宮」が徒歩圏内にあり、駅直結の商業施設のある「円山公園」が選ばれた。

 2位は札幌駅の隣駅で発展が続いている「桑園」、3位は商業施設や宿泊施設が集まり買い物環境が良好な「琴似」だった。

 今年のランキングでは、回答者数の累積と回答者属性の幅の広がりにより、トップ3はいずれも前回調査より大きく順位を上げ、上位ランキングが変動する結果となった。

 住みここち(自治体)ランキングのトップ3は、19年と変わらず「札幌市中央区」「札幌市西区」「札幌市厚別区」だった。前回調査でトップ10に入った自治体のうち、8自治体が今回もトップ10にランクイン。今回、十勝エリアからは2町が入った一方で、前回8位の帯広市は19位と順位を下げた。

●住みたい街(駅)ランキングは

 住みたい街(駅)ランキングは、1位「札幌G」、2位「円山公園」、3位「新札幌G」だった。上位6位までは前回調査と同じ結果となった。1位の「札幌G」はJR北海道最大の拠点駅であり、交通利便性の高さが人気を集めた。

 住みたい街(自治体)ランキングでは、トップは昨年同様「札幌市中央区」であるが2位には前回調査6位から順位を上げた函館市がランクイン。しかし「札幌市中央区」と「函館市」の得票率は7倍以上と、1位の「札幌市中央区」が圧倒的な人気を集めていることが分かった。

 なお、20年度調査は、緊急事態宣言が発出する直前の3月中旬から4月上旬にかけて実施されている。新型コロナウイルスの影響によって在宅勤務やテレワークが浸透したことで、「住みたい街」ランキングに変動はあるのか、次回の調査結果にも注目が集まる。